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zoom RSS '69日本GP Part3「ポルシェ 917 #14」EBBRO 1/43

<<   作成日時 : 2007/03/23 00:26   >>

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1969年の黒船来襲!
それが“ホワイト・ジャイアント(白い巨象)”と呼ばれたワークス・ポルシェ・917の「'69日本GP」参戦でした。

滝レーシングがドイツから招聘した当時最新の「917(初期型)」も、EBBROから1/43スケール「ポルシェ 917 ショートテール 1969日本GP #14」が製品化してます。

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発展型「917K」と較べるまでもなく、どことなく野暮ったい印象の「ポルシェ 917 #14」(^^ゞ
簡単に言えば、まだ洗練されてない状態。
ノーズ周りの処理や、ドア後ろのスリット、ポリカーボネイト製(実車)半透明エンジンカバーなどが要因でしょう。
登場から半年が過ぎ、ワイド化されたリアホイールに対応してオーバーフェンダー加工されました。

前回書いた通り、驕りなのか、東洋の片隅のレースを嘗めきっていたのか(笑)、ポルシェ・チームが来日したのは予選二日前!
到着当日は、時差ぼけとウェルカム・パーティーでグロッキー。
翌日確保した練習走行は、雨でコースのあちこちが川と化し(昔の富士スピードウェイの水はけの悪さは酷かった)意味がなかったばかりか、主催者側から「後部可変フラップ」にクレームがつく有様。
シュタイネマン監督とシフェール選手は、
(外人差別だ!)
激怒して現場は大混乱・・・。

結局、特殊なコースを目の当たりにして、習熟とセッティングの必要性に気づいたポルシェ側が、予選前2時間の練習走行追加を条件に「後部可変フラップ」固定を渋々了承して決着しました。
こんな状況で「917」本来のポテンシャルを発揮出来る訳もなく、予選7位、決勝レース途中で一時トップを奪うシーンはあったものの、結果、4週遅れで6位ゴール。

回を重ねるごとに長距離化した60年代日本GPですが、とうとうこの年、6kmフルコースを120周、720kmの長丁場になりました。

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半透明カバー越し、巨大な水平対抗12気筒強制空冷4.5Lエンジン(公称出力520馬力)が見えます。
今の基準ではそれほどパワーを搾り出すチューン・レベルではありませんが、最大の武器である比類なき耐久性は、更なる長距離(1,000km・12時間・24時間)レース向き。
逆に、優勝した「ニッサン R382」は明らかにスプリント向けの性格で、レースがあと10周延びていたら、エンジンを含むパワー・トレインが悲鳴に耐えかねたかも・・・。

テール両端、リンクで支えられているのが、件の固定された「可変スポイラー」。
角度の固定に手間取り、操縦性に大いに影響したはず。

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やがて、世界王者に君臨する風格を感じませんか?

翌1970年、大幅に改良された「917K #23(ヘルマン/アトウッド組)」が、ポルシェ悲願「ル・マン24時間レース 総合優勝」を、挑戦20年目(!)にして達成するのでした。



追記
ポルシェのレーシングカーは皆とても魅力的で、知れば知るほど興味が深まりますが、特に、伝説的な名車が数多く誕生した60〜70年代を知るに最適な本をご紹介します。

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ニ玄社刊 檜垣和夫 著 定価3,360円
スポーツカープロファイルシリーズ No.1 ポルシェ 906/910/907/908/917


お値段少々張りますが、懐かしい写真と読み応えある詳細な情報満載で、一生モノ請け合い (*^_^*)
貴重なデータブックとして、私も愛蔵しております。



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ポルシェ 906/910/907/908/917 (SPORTSCAR PROFILE SERIES)

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