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zoom RSS 誉田哲也著 「ストロベリーナイト」 光文社文庫版

<<   作成日時 : 2009/06/18 01:56   >>

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年末年始、殆んどの書店文庫本コーナーに平積みされていた話題作。
甘酸っぱい芳香匂わすタイトル誤解すると、取り返しのつかない大火傷を負うことに・・・正月読んだけど、始めの数ページでちょっと後悔しました (-_-;)
活字から生まれるイマジネーションの凄まじさを再確認する作品。

「ストロベリーナイト」 光文社文庫版
誉田哲也(ほんだ てつや)著




以下、あらすじ抜粋。

溜め池近くの植え込みから、ビニールシートに包まれた男の惨殺死体が発見された!
警視庁捜査一課の警部補・姫川玲子は、これが単独の殺人事件で終わらないことに気づく。
捜査で浮上した謎の言葉「ストロベリーナイト」が意味するものは?
クセ者揃いの刑事たちとともに悪戦苦闘の末、辿り着いたのは、あまりにも衝撃的な事実だった。
人気シリーズ、待望の文庫化始動!




帯の部分画像。
光文社さんの吹き出し煽りはさて置き、有隣堂・梅原さんの意見に激しく同意!

異色の「警察小説」ではあるけれど、今のところ競合する“類似品”見当たらない出来栄えです。
今年40歳の作者、半端ないグロさで連続猟奇殺人事件をトコトン描写します。もう、時に吐き気を催すほど・・・、
文字を読むだけで痛みを感じ、身もだえした経験ありますか?
ただし、それで終わらないのが売れる作家さんの光る才能。読者を知らず知らず釘付けするスピード感!
これは、読んでみなけりゃ理解不能な感覚 (*^_^*)

主人公のノンキャリア女性警察官、姫川玲子が27歳で警部補昇進の現実離れ、その捜査方法が“女の直感”シックスセンス(第六感)でビシバシ的中したり、終盤、悪魔の化身の如く凶悪な犯人が突如人間性を垣間見せ、事件が尻すぼみ的に終息するなど、強引かつご都合主義に少々不満残りますが、それを補って余りある個性的登場人物の魅力、感情移入できるエピソード、そして、暴力的で、猟奇的で、反社会的な、人間の隠された本能的残虐性の開放が、読者の心を痺れさせます。

アマゾンさんレヴュー(35件!)では賛否真っ二つ。
この手の作風が苦手な人は、10ページも進まず諦めるでしょうし、持ち堪えれば確実に嵌まります。
麻薬のような有害性と悦楽を秘めた小説・・・ (^_^;)
理性でコントロールしながら書き上げた作者の力量を純粋に尊敬し、そして、妬ましく思います。



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ストロベリーナイト (光文社文庫)
光文社
誉田 哲也

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