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zoom RSS 富士GC 1973「マーチ 73S/BMW #5」EBBRO 1/43

<<   作成日時 : 2009/08/16 04:00   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 12 / トラックバック 0 / コメント 10


今は少数派らしいクルマ好き少年たち一番人気モータースポーツが「スーパーGT」なら、私の少年時代、間違いなくレースとのファースト・コンタクトは「富士グランチャンピオン・シリーズ」でした (^^♪
70年代中盤、富士の裾野に響き渡る4気筒レシプロとロータリーのつんざくような轟音、カラフルなマシンに魅せられました。
意外に出来の良いモデル存在しない焦燥の中、7月にエブロさん新シリーズ「Racing History」待望の発売開始。

MARCH 73S(735)/BMW M12
#5 Motoharu Kurosawa
1973 Fuji GC
1/43 EBBRO 45001




新シリーズ名書かれた一見豪華なスリーブ状上蓋外すと、印刷ミスのようにサッパリした通常形外箱パッケージ現れます。

最近なにかと比較される某メーカー同形状のロング台座使用。
その意図は?・・・不明。


台座に記される製品表記。

ご覧のように某メーカー風金属プレート貼でなく、レリーフでもない、驚きのチープな白色ペイント仕上げ!
ハッキリ言って、商品価値下げてます (^_-)-☆




つんのめるように“ヒップアップ”した前傾姿勢、13インチ・ホイールがリアルに再現されたエブロ製レジン・モデル。
もう、これだけで拍手!拍手!なのに、フロント・リップ下、アルミ板エクステンションまで忘れてない!
非常に嬉しく、感動モノです (T_T)

確か、本邦初登場からしばらく、ヨーロッパ仕様と区別無く「マーチ 735」呼称していた記憶あります。
マーチ車のネーミングは、1973年仕様F2が「732」、F3は「733」、Gr.5スポーツカー「735」なので、「74S」あたりから呼称変更に倣って、いつの間にか改称されたのかな。
当時ヨーロッパでも大流行した2L・2座席スポーツカーは、耐久レースにも参戦使用。夜間走行用ヘッドライト部分、黒沢73Sでは“メクラ蓋”されてます。
また、フロント・リップスポイラーとリア・ウイング&垂直フィンは、ヒーローズ・レーシング・チーム独自モデファイによる富士スピードウェイ対策で、その後、マーチ社が模倣したほど定番スタイルになりました。

当時のライバル・シャーシ「ローラ」「シェブロン」は、いわゆる“ローリング・シャーシ”と呼ばれる「シャーシ(+ボディ・カウル)」のみ販売、エンジンは別途市販チューナーから購入する形態でしたが、ヨーロッパF2でBMWとタッグを組む新興メーカー「マーチ」は、「シャーシ(ボディ・カウル含む)+エンジン」コンプリート販売する戦略取り、2Lクラス最強エンジン手に入れる選択肢は、当初、マーチ73S購入する以外ありませんでした。


日本初上陸戦「富士300キロスピードレース(1973年3月18日決勝)」実車画像。

フロントカウル先端中央とリアカウル両端、アルミ板でいかにも応急処置的スポイラー追加。
「735」の丸味を帯びたオリジナル・スタイルがよく分かります。


第1戦から2ヵ月半後、第2戦「富士グラン300キロレース(6月3日決勝)」実車画像。

立派なフロント・リップスポイラーとリア・ウイング&垂直フィン追加され、戦闘力増した、エブロ製モデル“うりふたつ”外観へ変貌遂げました。
エブロさんモデル名記載ありませんが、ズバリ第2戦仕様、あるいは、それ以降の仕様で間違いありません。
何故、明記しないのでしょう?


茨城訛りの朴訥そうなオッサン(老け顔の当時33歳)が、いざ走り出すと周囲を蹴散らす勢いで速いこと・・・ !(^^)!
腕は“R382で69年日本GP優勝”立証済みでしたが、長く続いた日産ワークス2軍生活と地味キャラが災い、とにかく先輩諸氏陰に隠れて陽の目見なかったレーサーが、一挙爆発開花・・・そんな強烈イメージ焼きつく「黒沢元治」像。

後年、名実共に2L最強となる「BMW M12型」エンジンですが、チタン製コンロッド破損、ピストン強度不足、30度バンクでの過回転負荷など複合的に絡み、当初、優勝かエンジン・ブローによるリタイヤか、二つに一つの恐るべきエンジンでした。
黒沢選手は、1973年に5戦2勝挙げ(ポール4回!)最多勝記録したにも拘らず、3度のリタイヤが響き、シリーズチャンピオンを高原敬武選手(ローラT292/シェブロンB23)に奪われました。
優勝レースは、第2戦「6/3 富士グラン300キロレース(2ヒート制・2レースとも1位)」、第3戦「9/2 富士インター200マイルレース(2ヒート制・2レースとも1位)」で、すべてポール・トゥ・ウィンの圧倒的内容。



さすが税込定価12,600円だけある作り込み (^_^)v
メーター、ステアリング&シャフト、ギアシフト・リンケージなどあたり前、細く小さなシートベルトは、なんと布と金属パーツで再現されてます。
薄いウィンドウ・スクリーンも、レジンモデルならでは。

エブロさん「Racing History」シリーズ謳い文句は以下のとおり。

@ロールバー:金属製 Aシートベルト:布製 Bミラーステイ:金属製(ミラーはプラ製)

加えて、塗装後コーティング仕上げでボディ表面ツルピカ (*^_^*)


左「マーチ 73S/BMW #5 1973」、右「MOTUL AUTECH GT-R #1 2009 本戦仕様」。
36年の時間差超えて(?)、2台並べてみました (^_^;)

昔のレーシングカーって、ホント小さい。



価格のことは前述したので省きますが、どうでしょう、コストの掛け方間違ってません?
実車ロールバーなんて単に艶消し黒塗装だけ、プラパーツで全然OK。シートベルトだって、シート一体成型に塗装で十分。
製品名にレース明記しないなら、当時の毎戦仕様変更云々関係なくダイキャストで十分イケる。
個数捌けそうも無いからでなく、より求めやすい価格帯企画しないと、せっかく全車コンプリートする意気込みも、不況と小遣い減額の荒波に翻弄される“昔の少年たち”息切れしちゃいます。

せめて、定価8千円くらいに抑えてくれれば・・・とりあえず、私は、財布と相談しながら吟味に吟味重ね、慎重に購入して行きたいと思います。
出した製品満遍なく売れないと、シリーズ打ち切りなるんだろうなぁ (-_-;)





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コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
moonwalkerさん おはようございます

この時代の車を見ると、思わず目が行ってしまいますね。
カテゴリーは全く違いますが、今のスーパーGTの肥大したゴテゴテ感はあまり好きになれません(スーパーGTファンの方ごめんなさい)。

出来は良さそうですね。ただ、ネックが値段と、レジン製ということですね。
ミニカー=ダイキャスト が私の先入観です(あくまでも個人的な思い込み)。
多少のディテールの甘さも、ダイキャストの味と思っています。
かといって、思い入れがあるか、気に入った車種では、レジン製も所有しています。

ただいま、懐具合と相談中です・・・・。
taka52334
2009/08/16 10:45
こんにちわ。

やっぱり買っておられましたか(^^)
私もコレはどうしようかな〜と思いましたが、今月は結構あれこれあったんで結局
スルーしました(狙い目は鮒子田のオンワードシェブロンです)
12600円、ん〜(-_-;)
エブロとしては、スパークと張り合うんじゃなくて、メイクアップ(アイドロン)の出来映えで値段が半額!というところを狙ってるんでしょうね、きっと。
350GTS
URL
2009/08/16 16:49
懐かしいですね。
車中泊して、メインスタンド裏のお土産屋さんを冷やかして
フレッシュマンやバイクレースの後にやっと「本戦」でしたね。
本当に懐かしい。
STP・BSマーク・アロエース。忘れちゃいけない「OK」マーク。
何もかも、みな懐かしい。

arukas
2009/08/16 20:24
こんばんは、taka52334さん。

>ネックが値段と、レジン製ということ
それが理由で真剣に迷ってる方、多いようですね。
でも、
>レジン製も所有しています
すでにブレーク・スルーされてるなら、購入後満足感大きいですよ。
あとは予算折衝次第ですか (^^ゞ
moonwalker
2009/08/16 21:46
こんばんは、350GTSさん。

>やっぱり買っておられましたか
ダボハゼの如く、がっつり喰いつきました!(^^♪
黒沢マーチ735は個人的に外せない思い入れたっぷりです。
出来は凄まじく良いです。

>狙い目は鮒子田のオンワードシェブロン
実はコレも欲しい!マーチとシェブロンは対でこそ価値あるような・・・誰かがオクで叩き売りするの待ちましょうか?(^_^;)
moonwalker
2009/08/16 21:52
こんばんは、arukasさん。

>車中泊して、メインスタンド裏〜
TVドラマ「俺たちの旅」地で行くような青春の日々でしたね。

>STP・BSマーク・アロエース。忘れちゃいけない「OK」マーク
そうそう、男のエチケット、不意の用意にOKマーク・・・何を書かせるんです!(^^ゞ
このモデル、懐かしさに浸れるだけの造形&品質ありますよ。
エブロで在庫抱えてる事から、この商品、各ショップさんとも注文控えめみたいで、積極的値崩れ難しそうです。
生産個数も少ないみたいだし、欲しい人に行き渡れば御の字なコンセプト?
ご健闘祈ります。
moonwalker
2009/08/16 22:03
moonwalkerさん、こんばんは。
今回も楽しく拝見させて頂きました。
正直、僕はグラチャンについてまったく知識がありません。
(この時代は僕が生まれた歳くらいです。。。)
「私の少年時代、間違いなくレースとのファースト・コンタクトは富士グランチャンピオン・シリーズ」という一文に感慨深いものがありました。
一方僕の少年時代、レースとのファーストコンタクトは1990年頃からのGr.Aで、
R32GT-Rが勝ちまくるというあの時代でした。
ですので、スカイラインに対する憧れがすごくあります。
お互い年代も違いますが、同じように少年時代の気持ちに戻れる「(ミニカーという)モノ」がある今、とても幸せに感じます。
なんか分かりませんが、今回のブログが一番胸にジーンと来ました。
では、これからも楽しみにブログを拝見させて頂きます。
kenken
2009/08/16 23:21
こんばんは、kenkenさん。
まあ、経過年数さて置き、みんな“昔の少年”に変わりありません・・・つもり (^^ゞ

現在以上にメーカー対決色濃かった60年代から様々な事情で風向きが変わり、日本のモータースポーツ界にプライヴェーター参戦本格化したのが、Gr.5・2Lスポーツカーで争われた「富士グランチャン」でした。
三栄書房刊「日本の名レース100選」に該当2レース(Vol.056 73富士300キロ & Vol.031 77富士インター200マイル)ありますので、時間とお小遣い余裕あれば、購読されたら面白いと思います。
ついでに「Vol.025 第2回日本GP」もお薦め (*^_^*)

世代を超え、時代に関係なく語り合えるクルマ/ミニカー趣味って、本当に素晴らしいです。
moonwalker
2009/08/17 01:00
台風は如何でしたか?
−と 時候の挨拶にかこつけて
次回作をリクエストしてみる AZ でした…。

いよよ 秋本番 ですねー!
AZ
2009/10/08 23:24
こんばんは、AZさん。
台風被害はさて置き・・・励ましとリクエスト、ありがとうございます。

近頃、読書と海外TVドラマシリーズのDVDにハマり、ブログ更新する時間も意欲も不足気味。
それでも、更新時の半分以下とは言え、毎日500PV超えるアクセス・・・楽しみにされている皆さま&もちろんAZさん、大変ご迷惑掛けてます m( _ _ )m

幸いミニカー購入ペースは衰えず、未公開ストックは30台以上増えてしまい、逆に、撮影&記事を考えると気が重く・・・(^^ゞ
とりあえず、今月下旬には新ネタUP再開予定なので、もうしばらくお待ち下さい。
これからも、よろしくお願い致します。
moonwalker
2009/10/10 02:36

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