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zoom RSS 「NISSAN SKYLINE/R32 GTB-4」hpi 1/43

<<   作成日時 : 2010/05/16 01:35   >>

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90年代を駆け抜けた走り屋系家族持ちなら、誰しも一度は考える幻のクルマ“実用的な4ドア・ボディの32R”・・・実は、存在してました。
S&Sエンジニアリングが注文改造で少量生産した“4ドアGT-R”「GTB-4」を、新興ブランド「MIRAGE/hpi-racing」から4月発売された、実車同様に入手困難な完売レジン・モデル。


今回初めての「MIRAGE」ブランド購入です。
予想より、パッケージのデザイン、質共にチープな感じが否めません。

「MIRAGE」とは・・・以下、hpiさん口上から抜粋。
必ずしも、レジン・モデルに特化する訳ではないようです。
MIRAGE(ミラージュ)ブランドのコンセプトは、ダイキャスト素材やレジン素材、ABS素材などの複合素材のハイブリットモデルを中心に展開しています。
またHPIブランドで過去に製品化した金型資産の流用やマーク類の再現にデカールを使用するなど、マニアックなモデルを中心に製作コストダウンと少量生産に対応するモデルとなります。
HPIブランドラインの製作チームとは異なった外部チームによって、モデル製作を行っています。





まずは、hpiさんの商品説明抜粋。
S&Sエンジニアリングが手掛けた、R32GT-R の4ドア版ともいわれるGTB-4。
力強さを感じさせるブリスターフェンダーをはじめ、特徴的なリアドア部分のプレスライン、リアナンバー部分の再現もカタログモデルではない、ワンオフな雰囲気を醸し出しています。
ボディ&内装⇒レジン、シャーシ⇒ABS


キャラクター・ラインはもとより、微妙な面の張り具合まで確かに造形され、さすがレジンの長所を活かしてます。
特にフロント・マスク周辺は、今まで出会った32R系で一番ハンサムだと思う (*^_^*)
肌理の細かい“ジェット・シルバー”塗装も素晴らしく滑らかな仕上がり。
「フードトップ・モールが大きすぎる」とか、「ホイール径がデカイ」など、重箱の隅を突く指摘(確かに事実)がネット上に散見されますが、見栄えするデフォルメと解釈すれば、問題なく許容範囲内でしょう。木を見て森を見ず。
某メーカーのように実車スケール計算優先した結果(?)、モデルカーとしてのバランス崩してまで“バルーン・タイヤ”履かせるのに較べたら、全然オッケーっすよ。
そしてこのモデル、画像からは見辛い内装や細部の作りこみ、質感の表現が上手いんです。
トランクリッドの赤バッジも、しっかり「GTB」で再現。
見落としがちですが、価格相応に良いモノ買ったと実感します。

そんな良作にも、結構深刻な不満があります。
モデル本体の“重み”です。
通常、レジン・モデルでもシャーシの一部にダイキャスト使用したり、あるいはバラスト(重り)を入れるなどの“演出”するんですが、残念ながらこのモデル、そう云う“配慮”に欠けてます。
軽いの軽くないのって、1/43スケールの“重み”をまったく感じない・・・商品完成度に絶対の自信があるとして、定価約1万円分の実感(重み)は必要でしょう。
リアルな話、購入者(私)にとって有り難味薄れたし、意外にコレ、今後の商品展開で大問題になるかも。
皆さんは、気にしませんか?


このクルマ(実車)の誕生はメーカー(日産、オーテック、S&Sエンジニアリング)・サイドの商品企画でなく、「スカイライン・レッドエンブレム・クラブ(SRC)」会長さんが個人的にS54生誕30周年記念として、当時のオーテック社内「S&S事業部」に“1台限り”「4ドア(R32型)版GT-R」製作を依頼したことがきっかけでした。
2L・6気筒・DOHCターボ「RB20DET型」エンジン搭載の4WDセダン「GTS-4」の車体に、「GT-R」のコンポーネントを移植した云わば“ニコイチ”がその正体ですが、単なるパワー・トレイン換装に終わらず、ステアリング・メーター・フロントシートなどの内装から、手間を惜しまない板金加工で違和感無く仕上げられたリア・オーバー・フェンダーなどの外装まで、一貫して「GT-R」基準に拘り纏め上げられた4ドア・スカイラインが、「GTB-4」です。

「GT-R」の主要コンポーネントと「GTS-4」1台を必要とする費用総額が軽く1千万円を超えても、「4ドア版GT-R」を切望する幾人ものマニアが、オーテックから分社独立した「S&Sエンジニアリング」の門を叩きました。
「GTS-4」ベースの加工費用が嵩むワイド・フェンダー仕様「GTB-4」は3台ほど作られ、それ以外に、FRの「タイプM」などをベースに「GT-A」と呼ばれたナロー・ボディ仕様が多数存在するそうです。

そこで問題。
hpiさんがモデル化にあたり“取材”したのは、一体どのクルマなのか?
SRC会長さん用に作られたオリジナル「GTB-4」は、ボンネット先端に「PRINCE(プリンス)」丸型オーナメントがあしらわれたそうですが、hpi製モデルは一般的な「S(スカイライン)」マークが付き、トランクリッド左側に「Autech JAPAN」ステッカーが・・・どうやら、商品説明にある「S&Sエンジニアリング」改造車でなく、「株式会社オーテックジャパン S&S事業部」時代に作られた“オリジナル以外のGTB-4”のようです。



hpiさんのダイキャスト最新作「NISMO GT-R LM」完成度なら、果たして「GTB-4」をレジンで出す必要あったのか?
セダン・ボディのスカイラインでは、如何に人気のR32でも、営利企業として売れ行き不安が先行したんでしょう・・・もしかしたら、満足出来るレベルのダイキャスト・モデルが、6千円程度の定価で入手出来たかも知れない。
結果的に、少量生産の高コストは消費者のサイフに厳しいんだな、と、切実に感じました (^_^;)

NISSAN SKYLINE/R32 GTB-4
Silver
1/43 MIRAGE/hpi-racing 8452






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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは。
さすがに定評のあるhpi製R32+レジン素材を生かした、
シャープな造形は見事です。
見事ですが・・・
このGTB-4はともかくとしても、せめて参考出展されたR33LMロードカーは
通常ラインのダイキャストでも問題ないと思うんですよね・・

個人的には、ミニカー=ズッシリとした感触とひんやりとする金属の温度
が大切な要素だと思っているので、ダイキャスト推進派です。
まぁ、売れる売れないの話が関わってくるとレジン頼みも仕方ないんでしょうが。
HIROKI
2010/05/16 03:43
こんにちは、HIROKIさん。

>R33LMロードカーは通常ラインのダイキャストでも
同感です。
ただ、もしかしたら、既存ダイキャスト・ボディ+腰下レジン・パーツで差別化の可能性あるような気もしますが・・・問題は価格設定ですね
(-_-;)

>ダイキャスト推進派です
実車の世界でも、レーシングカーはあたり前として、市販車ですら複合素材を外板に使用する時代ですから、リアルさで言えば、ミニカー=金属にこだわる必要は薄れたと、個人的には考えています。
ただし、リアルさとは別に、安くない出費に見合う満足感の演出として、バラスト積んでも“重み(=自己満足)”は必需と思います。
理想なのは、リリース車種ごとに素材を考慮してくれること・・・それって、まんまhpiのMIRAGE戦略ですね (^^ゞ
moonwalker
2010/05/16 16:24
moonwalkerさん こんばんは。

実際のモデルカーよりも相当にカッコ良く写ってますね〜(^^)
モデル実車を見てパスして、みなさんのブログを見てやっぱり欲しくなり、
購入しましたがやっぱり思ったほどカッコ良くなかった気がします・・・。
結論から言うとmoonwalkerさんのブログを見ていれば、
カッコ良いイメージで所有した気になれ、
自身のコレクションを少なく抑える事が出来る!
そんな気がしてます。最新の2記事を見て確信Y(・_・)Y

でもこのモデルの良いと思う部分は、ご指摘の通り「フロントマスク周辺」
「ホイールのでかさ」に私は惚れ込んでます。
hpiさんの思惑通り「嵌った」事になります。

あとめちゃくちゃ勉強になったんですが実際の『取材』に関して。

>一般的な「S(スカイライン)」マークが付き、トランクリッド左側に「Autech JAPAN」ステッカー

⇒「GT-R Magagine 1995/003」に載ってた特集『よみがえる4ドアセダン R32GTB-4』を読み返すと。
確かに「ご指摘事項の写真」と「オーテックジャパンによるワンオフ」の一文があります。
オーテックジャパン車で間違いないようです。
恐れ入りましたm(_ _)m
kenken
URL
2010/05/16 23:25
こんばんは、kenkenさん。

>実際のモデルカーよりも相当にカッコ良く写ってますね
そんな事ないですよ〜!あくまで実物次第で、ペテン師じゃありませんから (^_^;)
それにしても、このモデルの軽薄的“軽さ”には、ホント参りました。

>「GT-R Magagine 1995/003」に載ってた特集『よみがえる4ドアセダン R32GTB-4』
え、え、え、えー?!そんなマニアックな本を所有されてるんですか?
そんな“参考書”知らなかった・・・補足事項を足して、是非、kenkenさんのブログで早く「GTB-4」記事にしてください m( _ _ )m
moonwalker
2010/05/17 02:45
moonwalkerさん、こんばんは!

久しくご無沙汰しておりました、最近ナゼか忙しく自身のブログも滞りの状態(^_^;
でも、moonwalkerさんのブログ、仕事の合間しっかり拝見しておりました。

さて、moonwalkerさんも最近hpiモデルが増殖しているようですね?(^_^)
おまけにミラージュのGTB-4ときましたか!(いまだミラージュは手が出ません!)
hpi+レジンときたら、出来には十分期待できますが、現状のhpiダイキャスト・クオリティにおいてレジンモデルの必要性が分かりません。
ボクもR33LMは既発売の4種購入してますが、moonwalkerさんのレビュー通り素晴らしいCPバランスです。
今後、発売予定のR33LMロードカーはレジンの模様、ナゼ???(ミラージュだとダイキャスト2台買えますもんね)

すみません、hpiさんへの文句ばかりになっちゃいましたが、このGTB-4もmoonwalkerさんのレビューを読ませていただいて見とれるのと同時に納得要素ばかりです。
まったく同感、hpiはやはりデフォルメうまいです。眺めていて引っかかるところがhpiは極めて少ないというか視覚的に気持ちの良いアレンジしてくれてます。

あと車重、わかります!先日整理していてPMAのダイキャスト製BMW635CSiを持った時に「このズッシリ重量感、中身詰まってるなあ」なんて一人で変に感動したりしてました。
あんまり軽いと肩すかしというか、ハリボテ?って感じで有り難み薄れます。
やはり適度な「重さ」もせっかくなら考慮して欲しいポイントですよね。
それにしてもミラージュって要るかなあ?

ADかんちゃん
URL
2010/05/24 19:43
こんばんは、ADかんちゃんさん。
こちらこそ、ご無沙汰してます (^^ゞ

>現状のhpiダイキャスト・クオリティにおいて
>レジンモデルの必要性が分かりません
私も分かりません ┐(´∇`)┌
GTB-4もダイキャストで十分イケたと思います。
32Rの乱発戦略で方向を誤り、机上のコスト計算締め上げるhpiさん現場の混乱が手に取るように見えます。

>眺めていて引っかかるところがhpiは極めて少ないというか
>視覚的に気持ちの良いアレンジしてくれてます
同感です。
今現在、真逆に迷走するのがエブロさんですね。
今月末発売予定“ハコスカR”の「RSワタナベ・ホイール仕様」、度を越したバルーン・タイヤが行くところまで行っちゃいました。サンプル画像見て、購入意欲が一気に醒めました。
今、日本の1/43モデルカーを背負っているのは、間違いなくhpiさんでしょう。

>あと車重、わかります!
堅い話で恐縮ですが、人間の五感に通じます。
触感=重量感は、即ち価値観に直結する重大要素だと思います。
反面、コスト重視の外注ブランド「ミラージュ」には、あまり重きを置いて欲しくないですね。
moonwalker
2010/05/24 20:56

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