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zoom RSS 1982「NISSAN BLUEBIRD Gr.5 #20 Coca-Cola」Spark 1/43

<<   作成日時 : 2010/12/05 00:48   >>

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一世を風靡した和製シルエット・フォーミュラー「日産ターボ軍団」で、確か当時最も人気薄だったのがブルーバード。
「トゥルー・スケール・ミニチュアズ(TRUE SCALE Miniatures=以下、TSM)」ブランドから11月初旬発売のミニマックス製OEM・レジン・モデルは、母体となった市販車「910型」ベースの地味なスタイルを忠実に再現・・・今改めて見ると、かなりエグイです (^_^;)


こりゃあ、完全にコカ・コーラのノベルティ商品と勘違いするパッケージ (^^ゞ

かなりのロイヤリティー(上納金)を要求する「コカ・コーラ」ブランドの黒い噂とは裏腹に、白ベースの清涼感あるデザインは好感憶えます。
欲を言えば「Silhouette Formula(シルエット・フォーミュラー)」とか、「Gr.5」のロゴを大胆に躍らせた方が・・・。




奇しくも発売時期が前後して、エブロ製ダイキャスト・モデル(1993年のオートバックス・カラー)と競作になった「ブルーバード・ターボ」ですが、最近の造形とクオリティ傾向からエブロ製品に手を出す気はまったく起きませんでした。
双方の予約受注段階で、ミニマックス製品に対するモデル完成度への圧倒的信頼が勝り、実際、店頭に並んだ商品を見比べて、その予想が的中したことを確信しました。

素材特性を活かしたルーフやリアウィングのシャープな造形は当然として、平面構成でボクシーな「910型」ブルーバードの特徴的ボディ・ラインを、実に上手くデフォルメして完成させています。
スパーク/ミニマックス製品に共通する、若干低めのグリーン・ハウス(サイド・ウインドウ)&ルーフ・ラインが許容範囲ギリギリにも感じますが、エブロさんの「スカイライン GT-R/KPGC10」のようにウインドウ形状を崩すことなく、レーシングカーらしさに貢献しています。
やはり、レーシングカー・モデルの過剰なモッサリ感は論外でしょう。

画像のとおり、元々少なめのデカール貼りやコカ・コーラ・レッドの発色と塗装品質に問題ありませんが、フロントとリアのメッキ部分など、細部の仕上げは雑な箇所も散見されます。
リア・アンダーフロアも、実車が元々空洞だったはずですが、あまりに何もなく簡単に処理されて物足りなさも・・・まあ、表立って不満な点はそのくらいですから、珍しい“コカ・コーラ・カラー”のモデル化でもあり、興味があれば購入して後悔することは無いと思います。


1980年代初め、レース専用に新造が許されるほど改造範囲の広いシャーシとエンジンに、市販車に似せたボディ・カウルを被せる「シルエット・フォーミュラー」あるいは「スーパー・シルエット(SS)」と呼ばれる「Gr.5」マシンが、日本のレース界で熱狂的人気を博しました。
それは、普段街中で見る身近なクルマを過激に改造した“モンスター”であり、暴走族に大流行した“竹槍出っ歯”スタイルの原型でもあったのです。
中でも、長谷見昌弘の「スカイライン・ターボ(R30)」、星野一義の「シルビア・ターボ(S110)」、そして柳田春人の「ブルーバード・ターボ(Y910)」は「日産ターボ軍団」と呼ばれ、ダントツの人気を誇りました。

上記「日産ターボ軍団」の3台は共通のエンジンと鋼管スペースフレームのシャーシを持ち、それぞれの車種に似せたムーンクラフト製の“ガワ(皮=カウル)”が被せられました。
フロントグリル&エアスクープ直後は巨大なオイルクーラーが占拠、定位置を奪われたラジエターはボディ両サイドに配置され、フロントミッドシップされる輸出モデル用「LZ20B型」を大改造した直列4気筒・2,082cc(1,951ccのデータ表記もあり)・DOHC・ターボ・エンジンは、当時としては掟破りな570ps/7,600rpmの最高出力と、55kg-m/6,400rpmの最大トルクを絞り出しました。
ドライバーの柳田春人は、「中低速トルクがなくいわゆるドッカンターボ」とコメントしています。

1982年の戦績は、富士スピードウェイ(3戦)と筑波サーキット(2戦)の計5戦で2位3回、3位2回と健闘しました。
そして、オートバックス・カラーに塗り替えられた翌1983年、初戦で初優勝を飾った「ブルーバード・ターボ」は、好調を維持したまま「富士スーパーシルエットシリーズ」チャンピオンを獲得します。

余談ですが、柳田春人と言えば“Zの柳田”。
当時の日産販売会社系列から、販促上、Zと同じ「〜日産」で扱うブルーバードが選ばれたのでしょう。
S130に乗ってた頃、中央高速調布IC近くの20号線沿いにある「セントラル20」に何度か通い、リアスポイラー購入の合間に彼と雑談した記憶が微かにあります。



この製品のパッケージに書かれた「WEC JAPAN 1982」は謎です。
1982年10月3日に富士スピードウェイで開催された同名レースには、「ブルーバード・ターボ」はおろか「日産ターボ軍団」1台たりとも出走してません。
台座には緊急回避的に「1982 Nissan Bluebird #20 Silhouette Gr.5 Coca-Cola」と記され、錯誤したまま進行した企画と資料確認が残念です。
もしも真実正当な理由をご存知の方がおいでなら、私の見当違いな推論を笑ってくださいね。

P.S.
本記事公開直後にトールさんからご指摘受けた左ドアのコカコーラ・デカール不良貼付(ズレ)の件、ショップさんの交換対応完了に伴い、すべての画像を2011年1月21日付で差し替えました。
尚、トールさんからのコメントは削除させて頂きしましたが、今後とも疑問やご意見のコメントお待ちします。


NISSAN BLUEBIRD Gr.5 #20 "Coca-Cola"
1982 WEC JAPAN
1/43 TRUE SCALE Miniatures/MINIMAX TSM104314






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