メトロポリスの片隅で

アクセスカウンタ

zoom RSS 「NISSAN FAIRLADY Z/S30 ハヤシストリート」Ignition 1/43

<<   作成日時 : 2014/06/25 20:15   >>

ナイス ブログ気持玉 15 / トラックバック 0 / コメント 0


日産が誇る旧車二枚看板「フェアレディ Z」から、王道「S30型+ハヤシストリート・ホイール+ローダウン」プロデュースした、2014年4月発売のイグニッション製レジンキャスト・モデルです。
もう一枚の看板は、もちろん「スカイライン」一族ね。独断だけど (^_^;)


台座は前回記事「SKYLINE GT-R/KPGC10 ハヤシストリート」と同じ、ステッチ入り本革調ビニールレザー・ベースのゴージャス仕様。

プレートに刻まれたノスタルジックな書体の車名は、旧車ファンにはたまらない、往時を偲ばせる演出効果大。




やっぱ、Zの基本は白!
それも、営業車のように味も素っ気も無い、ハッキリ言うと、安っぽいソリッドな白・・・ワックス掛けを少しサボったくらいの感じが、個人的に最高のコンディション(?)
さすがに、そんなフェチな要望にイグニッションさんは応えられないでしょうし、本製品は、ボッテリ厚塗りとは無縁、綺麗な塗装と艶で魅了してくれます。

画像のとおり、全体的な造形に不満ありません。
hpi時代の悪癖だったレジンキャスト・モデル全般“チョップ・ド・ルーフ(ぺしゃんこ屋根)”問題は、今のところ心配ないようです。3Dスキャニング後のデフォルメ方針が変更されたかな?
KPGC10とは対極、まるで切れ味鋭い細身の日本刀を髣髴させる、S30らしいシャープな造形が素晴らしい。
重箱の隅を突くと、バンパー四隅のゴム・プロテクター&リア・ウィンドウの縦張り熱線再現から「Z-L」ベース。スッキリ横桟グリル、私の記憶では、輸出仕様、あるいは240Zのコンバージョンとお見受けしました。

このモデルのキモは、深リム再現した「ハヤシストリート・ホイール」と、ローダウンしたネガキャン(最早、鬼キャン)なのでしょうが、個人的に、「縦型デュアル・マフラー」の再現にハートをブチ抜かれました (T_T)
誰(日産の中のヒト)のアイデア+決断だったかまったく存じませんが、432専用の“縦2本出し”は、圧倒的にカッコ良かったんです。
だから、L20積んだ“吊るし”のZに“縦2本出しマフラー”付ける輩が沢山いました。70年代半ば、少なくとも私の廻りに3人いました (^^ゞ
かような理由から、青春時代に刷り込みされた私にドンピシャなカスタム仕様です。

話をモデル観察に戻しますが、内装の作りもなかなか手が込んでます。
複雑かつ特徴的なダッシュボードの再現は言うに及ばず、リア・ウィンドウを覗くと、あらまぁ、ラゲッジ・スペース(荷室)にフェルト状の繊維で内張りまで・・・ m( _ _ )m
お願いです、価格に反映しそうなコストUPはほどほどにしてください。ソコ、微妙すぎて気になりませんから。

正直、多数を占めた「Z」や「Z-L」にも純正オプションのダックテール(リア・スポイラー)は必需品として、前後オーバー・フェンダーやフロント・エアダム(リップと言うよりエアダムな形状)は、やや過剰カスタムでしょう。
現実に取材車があるにせよ、当時、今とは較べもにならぬほど五月蝿い警察の取締りを警戒した、元オーナー諸兄の夢の実体化モデルなのか、まんま、巷で増殖する旧車“成金趣味”ファンが金に飽かせて・・・まあ、夢を見させて頂いたと、観念しておきます。


初代フェアレディZを語る上で欠かせないのが、通称「ニッサン 2000GT(開発コード A550X)」の存在でしょう。
SR型フェアレディの後継車として、ヤマハと共同開発した“4気筒DOHCエンジン(ヤマハ製YX80型)”搭載の2L級スポーツカーで、当時のイタリアンデザインに劣らず美しいボディの試作車が3台作られました。
残念ながら、主にコストの問題で陽の目を見ることなく計画は中止され、ヤマハとの提携は解消に至ります。
それでも、悲願の四輪開発に執念を燃やすヤマハが技術と図面(!)をトヨタに持ち込み、トヨタ2000GTの開発に影響を及ぼしたのは有名な逸話。
翻って、SR後継車になったS30Zとトヨタ2000GTは異母兄弟・・・極論を唱える御仁も居らっしゃるよう (-_-;)

1960年代、本格アメリカ進出を果たした日産は、イメージアップ戦略が急務でした。
小さく、無骨で、安いだけがセールスポイントのDATSUN(輸出ブランド名)・・・当時のアメリカ日産社長に就任した片山豊氏は、日産本社にアメリカ市場で人気のイギリス製スポーツカー以上に魅力的なクルマの開発を粘り強く進言し、やがて要望に応える「S30型フェアレディ Z(米国愛称 Z-Car)」が誕生したのです。

1969年10月18日の東京モーターショーで、2L・直列6気筒・SOHC・SUツインキャブレター「L20型(130馬力)」エンジン搭載の「Z」と「Z-L」、2L・直列6気筒・4バルブ・ソレックス3キャブレター・DOHC「S20型(160馬力)」エンジン搭載する高性能モデル「432」&レーシング仕様「432-R」の国内向け4種、2.4L・直列6気筒・SOHC・SUツインキャブレター「L24型(150馬力)」搭載「240 Z」が輸出専用モデルとして発表されました。
ちなみに「フェアレディ Z 432」の名称、最高出力から引用した「フェアレディ Z 160」案も存在したそうです。

量産車から多くのパーツを流用し(エンジンはセドリック、足回りはローレル、ブレーキはスカイライン等)、日本車の信頼性と廉価に抑えることに成功した戦略商品「S30Z」は、目論見どおりビジネスとして大成功を収め、空前のシリーズ累計55万台(内、国内販売8万台)セールスを記録しました。
売れることは生産が継続し、改良・発展すること・・・輸出用エンジンに換装チューンしたり、サスペンションやエアロ・パーツを開発販売するサードパーティー&ショップも徐々に増え、枝葉は延び続けました。
やがて日本は未曾有のバブル景気へ突入し、熱に浮かされ咲誇る最高速チャレンジ雑誌の徒花を筆頭に、多くのS30Zが望外に生き長らえることに・・・。



不思議なことに、こんなに魅力溢れるモデルが、未だ市場で入手可能なようです (^^♪
赤とか、RSワタナベ仕様の方が人気あるみたい?
ただ、“あの色”が特別人気なのは認めます・・・ 。

この上は、イグニッションさん、是非とも「GS30(2 by 2)」出して貰えんでしょうか?
両親や家族を説得する為、合法的“4人乗り”選択した元オーナー“負の記憶”鎮魂をターゲットに、より親近感沸くライトカスタム仕様(もちろん、縦デュアル・マフラー)なら、結構需要あると思いますよ。

NISSAN FAIRLADY Z S30/White
Hayashi Street Wheel EDITION
1/43 ignition model 0022


その他の話題はインデックス・ページへ



ignition model 1/43 ニッサン フェアレディ Z S30 マットブラック
イグニッションモデル

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ignition model 1/43 ニッサン フェアレディ Z S30 マットブラック の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル



ignition model 1/43 ニッサン フェアレディ Z S30 シルバー
イグニッションモデル

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ignition model 1/43 ニッサン フェアレディ Z S30 シルバー の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル






フェアレディZ開発の記録-売れるスポーツカーを作ろうと思った
東京図書出版
植村 齊

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by フェアレディZ開発の記録-売れるスポーツカーを作ろうと思った の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 15
ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
面白い 面白い
驚いた

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
「NISSAN FAIRLADY Z/S30 ハヤシストリート」Ignition 1/43 メトロポリスの片隅で/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる