メトロポリスの片隅で

アクセスカウンタ

zoom RSS 「イスパノ スイザ H6C チューリップウッド 1924」ixo 1/43

<<   作成日時 : 2010/03/21 19:00   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 4 / トラックバック 0 / コメント 4


ずいぶん昔の「カーグラフィック(CG)」掲載された記事に一目惚れ、美しい写真の記憶が焼きつきました。
アルミのボディ表面に木板を貼り込む、まるで美術工芸品のような実車佇まい・・・今、手元に甦る、あの日の感動 !?
イクソさん「ミュージアム・シリーズ」から12月発売された、“昔の少年”へのクリスマスプレゼント。


クリアケース越しに覗いても十分判る、台座からはみ出しそうに細長いボディ。

初めて購入した「ミュージアム・シリーズ」は、へぇ〜、なるほど、アールデコ調デザインの“こじゃれた”専用パッケージでした。




クラシックカーに分類される自動車ではありますが、ハナから実用など考えず作られたであろうプロポーションは、時代を超えて輝きを失いません。
流麗なデザインだけでは飽き足らず、ボディ表面を木目で飾るセンスが素晴らしい (^^♪

このモデルの定価は4千円少々ですが、ハッキリ言って安すぎ!バーゲンでしょう。
最近特に目立つクオリティ低下と、異常に高いハズレ(不良品)遭遇率のイクソ製品にしては、ひさびさ会心作の部類に入ります。
塗装で表現した木目の質感はぎりぎり及第点として、ゴールド・メッキ(未確認情報によると特殊な塗装)の美しさ、繊細なスポーク・ホイールは絶品!エブロさん、スポーク・ホイールの再現はこういう事なんです。型抜きした2枚のエッチング・パーツを貼り合わせて再現するモンじゃないんです (^_-)-☆

実車に対する個人的思い入れの強さを割り引く必要ありますが、奇跡のイクソ製品と評価します (^_^)v


「La Hispano-Suiza de Automoviles Fabrica(ラ・イスパノ・スイザ・ファブリカ・デ・オートモービル)」は、スペイン人実業家J.カストロと高名なスイス人技術者マルク・ビルキヒトにより1904年設立された、スペインの自動車製造会社です。
「Hispano-Suiza(スペイン - スイス)」のマスコットは、「飛翔するコウノトリ」。

当時の先進技術を取り入れた設計と職人芸の融合から生まれた「イスパノスイザ」は、徐々に評価と名声を高め、その卓越した走行性能から、初めて自動車の世界に「スポーツカー」概念を喚起した存在として名を残します。
また、スペイン王室からの寵愛も厚く、「Type 15T」の高性能に感銘を受けたスペイン国王アルフォンソ13世が自らの名を名乗ることを正式に許可、後に「Type 15T アルフォンソ13」と呼ばれました。
さらに、第一次世界大戦の名機「スパッド」に搭載された「イスパノスイザ」エンジンの高性能が賞賛され、航空機用エンジン・メーカーとしても成功を収め、昭和初期、日本でも三菱重工がライセンス生産しました。
1911年から、より市場性の高いフランスへ工場進出するなど徐々に拠点を移し、1930年代で事実上の自動車生産を終了。以後、兵器産業の道を歩みますが、現在もフランスのサフラン社傘下で存続しています。
自動車生産を止めて2/3世紀経過した、2010年ジュネーブモーターショー、突如「アウディ R8」ベースのスーパー・スポーツカー「イスパノ・スイザ V10スーパーチャージド」を発表して驚かせました。

「H6」の軽合金製6.6Lエンジンを8Lまで拡大して搭載したのが「H6C」です。
フランス人富豪でワイン王のアンドレ・デュポネの依頼により、戦闘機製造会社「NIEUPORT(ニューポール)」が製作した車体を架装したのが「H6C "Tulipwood"」で、前述のとおり、アルミ製ボディの表面に「チューリップウッド(ポプラ)」の薄板を約13,000本の真鍮鋲で留めたそうですが・・・実際に使用された木材はホンジョラス産マホガニーだったとか、実は“ワイン樽作り職人”に装飾させた等の説もあります。
まあ、とにかく、当時のロールスロイスを凌駕する高級車だったことは間違いありません。



全長5mを超える、優雅に陸を走る木製プレジャー・ボート・・・そんな風情にも見えます。
宮崎駿監督作品「紅の豚」に登場する主人公“ポルコ・ロッソ”の愛機(サボイアS.21試作戦闘飛空挺)に、雰囲気が似てなくも無い。
そう言えば、ポルコの幼なじみ“ジーナ”が運転していた車は「イスパノスイザ(型式未確認)」でした。

今夜は良い夢が見れそうな気分。
クルマ(乗り物)趣味って、ホント楽しいです (*^_^*)





その他の話題はインデックス・ページへ






紅の豚 [DVD]
ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
2002-03-08

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ウェブリブログ商品ポータルで情報を見る


テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 4
なるほど(納得、参考になった、ヘー)
面白い
ナイス
かわいい

コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
あぁ…綺麗だなぁ…。
コレ 迷ったんですよぉ…。
色 カタチ とも 浮世離れ してて…
コイツがあれば
「いい夢」見れそうですね…!
−う〜ん ショップに走るか AZ…?!
AZ
2010/03/21 23:31
こんばんは、AZさん。

>う〜ん ショップに走るか AZ…?!
Let's Go!(^^♪
客観的に綺麗なモデルカーだし、確かにAZさん向の“役車さん”だと思います。
moonwalker
2010/03/22 01:30
moonwalkerさん、こんにちは。
自分はスーパーカー世代ど真ん中ですが、最近はクラシックカーの良さにも目覚めてしまってコレクションが急増中です。こいつも迷わず購入しましたが、確かにイクソって、左右のライトの高さが微妙に違っていたり、箱から出した瞬間にがっかりなんてこともありますが、このモデルの出来は本当に素晴らしいなと思いました。
それにしても車の表面に手作業で木片を貼り付けるという発想が凄いですね。
テルタイン
2010/03/25 14:21
こんばんは、テルタインさん。

>最近はクラシックカーの良さにも目覚めてしまって
なんか、分かりそうな気がします。
そして、奥が深そう (^^ゞ

>車の表面に手作業で木片を貼り付けるという発想が凄い
木製機体の航空機、お金持ちが楽しむレジャー・ボートのような贅沢品ですね。
注文したオーナーがフランスのワイン王なら納得出来ます。凄い!
(*^_^*)
moonwalker
2010/03/25 18:50

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
「イスパノ スイザ H6C チューリップウッド 1924」ixo 1/43 メトロポリスの片隅で/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる