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zoom RSS 「FERRARI ENZO FERRARI 2002」BBR 1/43

<<   作成日時 : 2011/01/09 10:00   >>

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“年末年始フェラーリ祭り”必須物件!少し前に気合で購入したフェラーリ公認BBR製レジンキャスト・モデル。
実しやかに「F60」命名が噂された21世紀最初のスーパー・スポーツ・フェラーリは、驚くべきことにカリスマ創始者「Enzo Ferrari(エンツォ・フェラーリ)」の名を戴冠デヴューしました。


台座プレートに記された車名のとおり、フェラーリ社公式HPの表記も「Enzo Ferrari」・・・巷でよく聞く「フェラーリ・エンツォ」の呼称、略す以外の用法は正しくないようです。

量産型としてワールド・プレミア(正式発表)された、2002年パリ・オートサロン出品車をモデル化。




あたり前の話ですが、実車イメージ(恥ずかしながら実車未見)に忠実なモデリングされています。
しかし、これを“あたり前”と自然に形容して書けるクオリティの高さを、ご覧頂く皆さんに伝えられるか不安 (-_-;)
正直、過去に自腹切って購入したBBR製品の何点かはアイドロン製メイド・イン・ジャパンに及ばない品質でしたから、このモデルの切れ味鋭い完成度に驚くと共に、深い満足感を得ることが出来ました。

精緻なホイール(エア・バルブは未再現)の造形は当然、車体に沿って流れる空気を有効活用する為に穿たれたスクープやダクトなど、細部へのこだわりと薄〜い肉厚成型技術は、見れば見るほど圧巻です。
ダイキャスト製品では不可能な領域、魅せドコロを心得た、誰にでも分かる付加価値を堪能しました。

気になる不満点は・・・例によって価格以外思い浮かびません (^_^;)


ギリシャ彫刻の美しさ、それも男性的な筋肉美(例えばアポロンやアキレス、決してアフロディーテなどのふくよかな女神でなく)に通じる立体的造形は、当時ピニンファリーナに在籍していた日本人デザイナー“ケン・オクヤマ(奥山清行)”のオリジナル・アイデアと広く世間に喧伝されています。
現代の自動車デザインが一人で完結しないことは常識ですが、風洞実験とコンピュータ・シュミレーションを駆使して磨き上げた、無粋な後付空力デバイスを一切付加せず(テール・エンドに仕込まれた電動スポイラーは除く)クリーンなボディ・シェイプ・・・万人が認める普遍的な美しさか否かはさて置き、ピニファリーナの成し遂げた素晴らしい仕事内容は、お見事の一語に尽きると思います。

F50から進化したカーボン・コンポジット・モノコックフレームを主な骨格に、エンジン・マウントはF1方式のボルトによる剛結から振動面で有利なサブフレーム(ブッシュ・マウント)形式に改められ、より快適な公道走行に配慮されました。
コクピット背後に縦置きされる「F140B型」6L・65度V12・DOHC・エンジンは、毎分7,800回転で660馬力を絞り出す超高回転型ですが、可変バルブタイミング機構と大排気量が生み出す低速トルクが運転の容易さに貢献しているそうです。

クラッチペダルの無いセミAT「6速F1マチック」を介する最高速度は350km/hに達し、0-400m加速タイムは僅か3.65秒・・・つまり日本では、AT限定免許取りたての18歳少女でも合法的に走らせることが可能な“優しいモンスター”なのです (^^ゞ



当時のF1マシン空力トレンドを大胆に取り入れた、少々厳ついフロントマスクと艶やかに赤いボディは、頑固者として有名だった“コメンダトーレ”の名を継ぐに相応しい、個性と血統を備えているよう見えてきます。
この存在感は、やっぱり代えがたい。
何故、このクルマに特別な意味を持つ「エンツォ・フェラーリ」の名が与えられ、400台生産されたのか・・・商業的見地でなく、真実を知りたいと思いますが、私は未だ知りません。
もしかすると、知らずに想像する方がロマンチックかも知れませんね。

ひとまず、次回(未定)が“年末年始フェラーリ祭り”最終回です。
さ〜て、何でしょう (*^_^*)

FERRARI ENZO FERRARI
2002 RED
1/43 BBR BBR150






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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
moonwalkerさん こんばんは(^^)
ENZO FERRARIですか!
ノーマークですねー(^^)
BBR、アイドロン含めて結構な台数となりましたねっ。
でも一度踏み入れると、後戻りできない精密さですから
蒐集家にとっては嬉しい悲鳴です。。。

祭のラストは、DINOですか??
楽しみ〜(^o^)
kenken
URL
2011/01/09 18:39
こんばんは、kenkenさん。

>ノーマーク
大柄でかなり大雑把と思いきや、結構美術的価値の高いデザインを再確認しました。実車見てないままだけど (^^ゞ

>祭のラストは、DINOですか
ふっふっふっ・・・お楽しみ、お楽しみ (^^♪
moonwalker
2011/01/10 00:41
moonwalkerさん、今晩は。
エンツォと言えば、デザイナーの奥山氏のエピソードで、最後のプレゼンに失敗し、フェラーリ社社長が帰るのをサンドイッチで半ば強引に15分引き留め、その間に奥山氏が書き上げたスケッチがOKになったというのを思い出しました。
そしてピニンファリーナですが、最近発表されたフェノメノン・ストラトス(ベースは430スクーデリア)の開発では、個人がクローズアップされないよう「チーム」というのを強調していました。今後は奥山氏やカストリオータ氏のようなスターは出さないようにしたいとのことです。そんなものなんですかね。
祭りの最後は330P4でしょうか? その場合、ルマンの#21かデイトナの#23が定番なのでしょうが、自分が欲しいプレゼン仕様(型番EM062G)も捨てがたいです。
ちなみにデイトナフィニッシュが再現できるよう(笑)、発売済みの#24に加えて#26の412Pも発表されましたが、集められる勇者もおられるのでしょうね。自分は250GTOに期待です。
テルタイン
2011/01/10 01:28
こんにちは、テルタインさん。

>15分引き留め
「エンツォのデザインは15分で閃いた」
奥山氏がプロフィールを語るとき、必ず付き物のアピール・ポイントですね。じゃあ、それまでのデザインは一体なんだったのか、と (^^ゞ
かつてベルトーネ在籍時のジウジアーロなどのスター・デザイナーに較べると、独立後の「K.07&08」を含め他作品の実力発揮は・・・これから?
ピニンファリーナに集う才能溢れるデザイナー達のまとめ役はともかく、今の時代、組織の中で過剰に個を主張する必要があるのか、彼の存在行動は戒めになるような気がします (-_-;)

>祭りの最後は330P4でしょうか?
お楽しみに (*^_^*)
moonwalker
2011/01/10 14:38

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